フローリングの傷を自然に補修する色合わせの極意!違和感をなくす方法とは
2024/11/27
皆さん、こんにちは!三重が拠点で、松阪市や多気郡、伊勢市や玉城町でサービスを提供しているリフォーム会社のクラマス装飾です!
フローリングの傷が目立ってしまい、補修しても違和感が残ってしまうこともあるかと思います。この記事ではフローリングの補修と色合わせの基本を分かりやすく紹介します!
目次
補修の基本ステップ
フローリング補修の作業手順
- 清掃・下準備:補修箇所やその周辺をきれいにし、埃や汚れを取り除いて作業しやすい状態を確保します。
- 充填補修:深い傷やへこみにパテや充填剤を詰めて、フローリングの表面を平らにします。
- 研磨:乾いたら、ペーパーで表面を滑らかにし、定着しやすい状態にします。
- 着色補修:補修箇所に色を塗り、周囲と色を合わせます。補修ペンや塗料を使用して傷や色ムラを目立たなくします。
- 木目描き:着色した補修箇所に筆やペンで木目模様を描き、周囲と自然に馴染むようにします。
- 色の調整:白・黒・灰を使って彩度や明るさを微調整します。
- 混色:必要に応じて三原色や補色を使い、補修箇所に近い色合いを再現します。
- コーティング:補修が完了したら透明なコーティング剤で表面を保護し、光沢を加えて耐久性を高めます。
- 仕上げ清掃:補修箇所を整え、ホコリや余分な塗料を取り除き仕上げをします。
補修の重要ステップ
重要工程①:ベースとなる色を決める
補修のステップは、補修箇所に近いベース食を選ぶことです。色合わせのベースによって仕上がりが大きく異なるため重要な工程となります。
重要工程②:明るさを調整する
明るさを整えることで、補修箇所が周りの色調と自然に溶け込むようになります。補修材や補修ペンの重ね塗りが効果的です。
重要工程③:三原色で微調整する
三原色(赤・青・黄)を加えて調整を施します。違和感なくなじませるにはこの調整が重要になります。
色の考え方
カラーホイール
色合わせには、色彩理論を参考にすることが効果的です。色の種類の関係性を視覚的に示されています。補色はカラーホイール上で向い合う位置にある色になるため、色が浮いてしまった場合、補色を加えることで色を調整できます。
三原色
三原色である「赤」「青」「黄」を使った調整が補修に必要な色合いを再現するために役立ちます。この3つの色は「他の色から作れない純粋な色」とされており、すべての色の基礎となっています。三原色を組み合わせることで、さまざま色を作り出すことができます。
等和色
同じ色の種類で、明るさや鮮やかさが異なる色のことをいいます。赤色でも、鮮やかな赤とくすんだ赤は、同じ色に分けられることがありますが、明るさや鮮やかさが異なります。この考え方をしることで、色味の調整がしやすくなります。
三次色・四次色
三次色とは、三原色から作られる二次色(橙・緑・紫)をさらに混ぜ合わせた色のことです。赤と青を混ぜて橙色を作り、それに青を混ぜることで三次色が生まれます。三次色は自然界に多く見られる色で、フローリングの色味にも多く存在しています。
四次色
四次色は、三次色にさらに他の色を混ぜ合わせた色のことを言います。三次色に別の三原色や二次色を混ぜることで生まれる色合いになります。独特な色味を再現する際に使われます。
補色
補色とは、カラーホイール上で正反対の位置にある2つの色のことです。補色関係にある色動詞は、組み合わせるとおたがいの色を引き立てる効果があります。補色を混ぜると灰色や黒に近づき、色を中和することができます。
白・黒・灰を使用する
補修箇所に違和感が残る場合、彩度を調整することで自然な仕上がりを目指します。彩度調整では「白」「黒」「灰色」が使用され、明るさや暗さを調整できます。明るくした場合は白を、暗くしたい場合は黒、微調整は灰色といったように使い分けをします。
まとめ
フローリングの補修を自然に仕上げるには、基本ステップを着実に行い、重要工程とされる色味を再現することが重要になります。彩度調整や色彩理論を活用することで、補修箇所が違和感なく馴染むようになります。紹介した知識を参考に、違和感のない仕上がりを取り戻してみてください!
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