畳の魅力を深堀り!畳の構造と素材を解説
2024/11/18
皆さん、こんにちは!三重が拠点で、松阪市や多気郡、伊勢市や玉城町でサービスを提供しているリフォーム会社のクラマス装飾です!
和室に畳を取り入れたいけど、畳の構造や素材については分からないことが多い方もいるかと思います。畳にはさまざまなパーツや素材があり、それぞれ異なる特性を持っています。この記事では、畳の基本的なパーツや素材別の特性について紹介します!
目次
畳の基本構造
畳表
畳表は畳の表面部分で、見た目や肌触りを決定づける重要な要素になります。主な素材は、自然のい草、耐久性に優れた和紙、水に強い樹脂があります。畳表は、使用感に直結するため、選ぶ時は耐久性やメンテナンスも考慮すべきです。
畳床
畳床は畳の内部にあたり部分のことで、硬さやクッション性に影響します。一般的な畳床には、伝統的な藁床、軽量なスタイロ床、そして建材床があります。畳床の選び方が足触りや耐久性に影響を及ぼします。畳床は厚みや素材によって、快適さが変わります。弾力性のある畳床は、脚に優しく長時間座っていても疲れにくいです。
畳縁
畳縁は畳の外縁を囲む部分で、デザイン性と実用性を兼ね備えています。畳縁は畳を固定するための機能を持ちつつ、個性を出すことができます。無地縁はシンプルな和室と相性がよく、柄縁は華やかな印象を与えます。格式のある和室では、家紋が入った柄縁を選ぶことが多く、空間に高級感や独自性を加えることができます。
畳の素材
パーツ別に紹介します!
畳表の素材:い草、和紙、樹脂
い草:天然素材で、独自の香りと吸湿性があります。和室に最適で、リラックス効果が期待できます。
和紙:耐久性が高く、カビやダニの発生を防ぎやすいです。色あせにくく、メンテナンスが簡単に行えます。
樹脂:水に強く、汚れがつきにくいのが特徴です。ペットや小さなお子様がいる家庭ではとくに活躍します。
畳床の素材:藁床、スタイロ床、建材床
藁床:伝統的な素材で、弾力性と吸湿性に優れています。足触りが良いので、昔ながらの和室に適しています。
スタイロ床:ポリスチレンフォームを使用し、断熱性が高いのが特徴です。軽量で移動がしやすいため、住宅やマンションで採用されています。
建材床:合成素材を使った高強度の畳床で、耐久性に優れています。そのため頻繁に使用する部屋に適しています。
畳縁の素材:無地縁、柄縁
縁のないものもありますが、縁がある無地縁と柄縁について紹介します。
無地縁:シンプルな和室との相性が良く、落ち着いた雰囲気を与えます。無地であることで、主張を抑え、インテリアとの調和を図ります。
柄縁:模様やデザインがほどこされた華やかな畳縁です。柄縁は伝統的な和室や格式のある部屋に適しています。柄のあるデザインが個性を強調し、空間を彩る装飾的な役割を果たします。
畳の施工方法
敷き込みタイプ
敷き込みタイプの畳は、床に固定されているため、安定感があります。畳がズレにくく、耐久性が高いのが特徴です。そのため、来客用の客間や伝統的な空間では、敷き込みタイプがよく使われています。
置き敷きタイプ
置き敷きタイプは、設置や移動が簡単に行えるため、賃貸やフローリングの部屋に適しています。設置の手軽さと柔軟性が魅力です。床に固定しないため置くだけで設置できます。そのため、模様替えや移動がしやすい特徴があります。配置を変えて気分を一新したい場合など、自分のライフスタイルに合わせて自由に配置換えが可能です。
まとめ
畳は和室の快適さと美しさを支える重要な要素で、構造や素材の選び方によって環境が大きく変わります。自然素材の良さ、耐久性の高さなどそれぞれの特性があるため、自分の優先したい項目を明確にしておくことが大切です。幅広い選択肢があるため、それぞれの特性を理解したうえで、自分の状況に合ったものを選択しましょう!
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